2020.09.20 大タイ王国展
\ ONLINE EXHIBITION /
こちらのブログ上にて、『大タイ王国展』を開催します!
タイ、インド、イギリスから集めた数々のアイテムを順に『ウェブ展示会』としてご紹介してまいります。
まずはタイから、『大タイ王国展』を。
20世紀後半に集めましたバンチェン土器や仏像、山岳少数民族の衣装や小物、アクセサリーなどのコレクションをご紹介します。
また撮影などへのレンタルも承っております。
展示会を企画されたい方へのご相談も承ります。
タイについて:
タイ王国、通称タイは熱帯のビーチ、豪華な王宮、古代遺跡、仏像が飾られた華やかな寺院で知られる東南アジアの国です。
首都バンコクは、静かな運河沿いのコミュニティやワットアルン、ワットポー、エメラルド寺院(ワットプラケオ)などの有名な寺院と近代的な都市空間が隣り合わせになった都市です。
近郊には、賑やかなパタヤやファッショナブルなホアヒンなどのビーチリゾートがあります。
-ウィキペディア参考-
【仏像】
国民の95%以上が敬虔な仏教徒のタイ。
仏教はタイ人に大きな影響を与えています。
タイ語でワットと呼ばれる寺院は3万以上あり、観光スポットとしても人気です。
日本とは違い、彩りも鮮やか。オレンジの色の袈裟を纏った僧侶たちは尊敬される存在です。
タイの男性は短期間でも一生に一度は出家をしなければならなかったようです。そうしてようやく一人前と認められるのだそう。
※画像をクリックすると大きくご覧いただけます。
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『石仏像 頭部』 8世紀頃
『石仏像 頭部』 9世紀頃
『石仏像 頭部』
『小さな石仏像』
【バンチェン土器】
バンチェン遺跡とは:
バンチェン遺跡はウドーンターニー市内から東へ約50kmの所に位置する紀元前2500年~2000年にさかのぼる先史時代の貴重な遺跡で、1992年に世界文化遺産に登録されました。
日本では縄文時代よりも前のことになります。
バンチェンの人々は、国陶、文様陶器、彩色陶器という3つの時代に分けられる稲作・農耕文化をもち、陶器技術も発達したと言われています。
また、遺跡が発掘された状態を保存した遺構を見学することもできます。
隣接するバンチェン国立博物館は、1960〜70年代の発掘当時に既存の人類史を覆す大発見と世界中で騒がれた、貴重な出土品が展示されています。
-タイ国政府官公庁HP引用-
『壺』
『彩色壺 高台』
『土器』
刻線文様を土器に付ける際に使用した道具です。
形作った土の表面をコロコロと転がすようにして模様をつけていきます。
いろんな型があり、様々な線の模様を描くことができるようです。
【バンチェン 青銅器】
バンチェン遺跡において1960年代以来行われた発掘により、東南アジアにおいても、それまで考えられていたよりも早い時代に発達した青銅器文化が存在したことが明らかになりました。
刻紋で飾られた黒陶、独特の渦巻紋を描いた彩陶などとともに、腕輪、斧、矛などの様々な青銅器、青色のガラス管、ガラス珠などが知られています。
青銅器のなかでは腕輪や斧にとくに種類の変化が多いです。-東京国立博物館引用-
『青銅 斧』
武器だけでなく樹木の伐採や木材の成型の際に叩き斬るための刃物。石器時代から世界中に遍在する、歴史のある道具です。
『青銅 腕輪』
『古銅鏡』
鏡として使用されていたもの。
『分銅』
小さなものですが、様々な鳥型で作られていて、こちらは本に紹介されているページです。
『管玉』『そろばん玉 瑠璃色』
『経典』
ヤシなど植物の葉を加工して、紙の代わりに用いた貝葉にお経を記したものです。
経典づくりをまとめた本。
女性たちが植物の葉の状態から丁寧に仕上げています。
『櫃(ひつ)』
僧侶たちへ食事をとる際に使用していたものです。椀や皿が一体となる仕組み。
黒や赤の漆が施され、様々な形状のものがあり ます。
『キンマ』
キンマとは、タイに於いてはアユタヤ王朝時代から、貴賤問わず広く服用され日常性が高かった噛む嗜好品。
男性はタバコを、キンマは主に女性が嗜好していたようです。
それらをしまっていた入れ物です。
日本へは室町時代中期(15世紀頃)に伝来し、茶人を中心に香入れとして愛用されました。 -参考ウィキペディア-
全体に漆が施され、細かな線紋が描かれているものもあります。
『籠』
『パイプ』
『弦楽器』
『太鼓』
アカ族のものと言われています。
元は紐がついていて、左肩に抱え、右手で叩いて演奏するようです。
『置物』
『物入れ』
蓋には馬が彫られ、上部は収納箱になっています。
下にはお猿さんが支えています。
木製、動物のツノを使用した置物。
【タイ山岳少数民族 衣装】
少数民族とは:
タイ北部には、山岳民族と言われる少数民族が暮らしています。
主な民族は、アカ族、カレン族、モン族、ヤオ族、ラフ族、リス族。
山岳民族はタイだけでなく、ミャンマー・ラオス・中国雲南省などの山岳地帯にも住んでいます。
彼らは国境が存在する前から山岳地帯を移動しながら生活していたため、複数の国に民族が分散しているのです。
過去200年の間に、大半が争いや社会的な圧力から逃れ、肥沃な土地を求めタイに移り住みました。
そして、独自の文化や言語を持つ、いくつもの民族がその伝統を残しながら、それぞれに村をつくりました。
-熊本YMCA引用-
『上衣』
民族により取り入れる色や模様が異なります。
藍染めやろうけつ染め、細やかな刺繍を施し丁寧に仕上げられています。
アカ族をメインに、カレン族、ヤオ族などコレクションはかなりの数に上ります!
次回改めて『タイ山岳少数民族 衣装』としまして詳細をご紹介いたします。
『スカート』
『前掛け』
『モンペ』
『ショール』
『帽子』
『飾り』
腰や腕、足元を飾る衣装パーツになります。
民族により特徴が伺えます。
『アカ族の籠』
伝統的な作りの籠は現在も作成されています。
【アクセサリー】
『タイ山岳少数民族 銀製首輪』
連結タイプ。
一連、丸みのあるチョーカータイプ。
平らな三月形タイプ
『コインネックレス』
中国やタイの硬貨を紐で連ねたもの。
『銀製鈴ネックレス』
『コインビーズ』
銀の硬貨を小さく丸めたもの。これらを加工してアクセサリーにアレンジしていました。
更に小さくして赤紐で繋げたもの。
『ライスビーズネックレス』
コインを更に小さく、米粒ほどのサイズに仕上げ繋げたもの。
ロングサイズは2連にもできます。
『ペンダントトップ』左、『豚歯ネックレス』右
『銀製 バングル』
銀を伸ばし細かな細工が施されています。
現代でもファッションアイテムとして使えそうです。
『アルミ製 バングル』
今回は概要としまして各項目において代表的なものをご紹介しました。
改めて仏像や衣装、小物、アクセサリー、民族についてなど、詳しくご紹介していきたいと思います。
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