2020.09.20 大タイ王国展
こちらでは、タイの山岳小数民族に愛用されていた主にシルバーアクセサリーをご紹介します。
銀製のアクセサリーは豊かさの象徴であり、身分を高め、若い女性にとっては求婚者を引きつけます。
山岳民族にとって、ほとんどの価値は銀によって測られるそう。
硬貨や宝飾品に形を変えても、銀は価値を保持するからです。
田畑や家畜、アヘンなども銀で算出されるようです。
特にメオ族、ヤオ族は大きなアクセサリーを好み、リス族は何重にも重ね付けします。
アカ族、ラフ族は銀で衣装を飾ることを好みます。
銀製のアクセサリーはすべての部族により使用されています。
また種子や貝殻などの天然物も装飾に使われます。
・チョーカー1
800g 幅19cm
5層になったボリュームのあるネックレス。
中央部分に模様が刻まれています。
主にメオ族、ヤオ族に愛用されています。
純銀であったり、内部が空洞のものがあったりそれぞれ異なります。
・チョーカー2
180g 幅17cm
1層タイプのシンプルなチョーカー。
全体に草花模様が刻まれています。
・チョーカー3
60〜125g
フラットな三日月型チョーカー。
草花、魚紋様刻み込まれています。
フラットタイプはアカ族に多く見られるようです。魚模様も特徴。
他にもリス族、ラフ族にも同じようなデザインがあります。
・バングル4
およそ74g 幅17 cm
平らで太幅タイプのバングル、細かなデザインが刻み込まれています。
主にアカ族、リス族、ラフ族が身につけます。他の山岳民族にも見られます。
刻み込まれるデザインは数百種と言われるそう。
銀の他、銅や真鍮製もあります。
・バングル5
およそ48g アルミ製
少し太手、アルミ製なので軽めで、装飾も控えめです。
価値のある銀製は特別なイベントの際に身につけ、
普段はアルミといった似た物の装飾を身につけ、盗難に備える傾向もあるそうです。
硬貨を紐で繋ぎネックレスにアレンジしたもの。
漢字が刻まれた中国から渡ったと思われる硬貨。
ずっしりめです。
・鈴ネックレス7
長さ38 cm
アカ族のものと思われる、小降りの鈴をアレンジしたもの。
・チョーカー8
幅13 cm
細身、独特な凹凸模様のチョーカー。
・ネックレス9
170g 長さ31 cm
コインを赤い紐で繋いだもの。
カレン族のものと思われます。
・ネックレス10
長さ38 cm
楕円型、ひし形など様々な玉デザインと管を合わせたもの。
カレン族に見られるデザインのひとつです。
・ネックレス11
植物の種子と思われる小さな白いビーズ。
輪っか状にし、何連にも束ねてネックレスとするのはもちろん、
衣装の装飾にも同じような白い種子が用いられています。
・ネックレス12
3g 幅8 mm
シルバコインを潰して小さく丸めたもの。
ここからアクサリーへとアレンジされます。
小さな粒状ですが、価値の高いもの。
・ネックレス13
50g 長さ49 cm
先ほどのシルバーコインをビーズ状に丸め、赤紐で繋いだもの。
・ライスビーズネックレス14
ショート:29〜31 /ロング:58 cm
シルバーコインをさらに小さく細く、米状に丸めたものを繋いだもの。
とても純度の高いシルバーです。
ロングサイズは2連にできます。
・ネックレス16
動物の角や歯をアレンジしたもの。
おそらく豚の歯ではないかと思われます。
・宝貝ネックレス17
長さ73 cm
主にアカ族が多く用いる装飾パーツ、宝貝。
種子または木の実と思われる黒ビーズと交互に合わせて紐でつないでいます。
在庫10点ございます。
・そろばん玉・管玉18 (単品)
そろばんの形をしたものと管状のもの。
サイズは様々で、濃紺から緑色をしています。
バンチェンにて出土したもの、古くは紀元前300~後200年頃、ほぼ西ではローマ帝国、東では漢の時代、東西交易の時代に制作されたといわれます。
とても価値があり、高値で取引されています。
リメイクされたものも多く、鑑定が難しくもあります。
・そろばん玉ネックレス19
ガラスのそろばん玉を繋いだものです。
独特な色合いも魅力的。
・青銅バングル20
奥は細手が数連になったもの、手前は太手の一連もの。
紋様が入っていたり、厚みや形も様々あるようです。
こちらはシンプルなリング状です。
銅とは銅とスズの合金で、人類最古の合金と言われています。
腕輪,斧,矛などの様々な青銅器が発掘されていますが、青銅器の中でも腕輪や斧は特に種類の変化が多いそうです。
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