2020.09.20 大タイ王国展
\ ONLINE EXHIBITION /『大タイ王国展 8』
今回は1980年代に開催しました「タイ・ビルマ山岳少数民族 民芸品展示即売会」の模様を
当時撮影された写真と共に振り返りご紹介したいと思います。
当時、日本では初となる「山岳民族衣装展」、当社のプライベートコレクションを大放出いたしました!
入り口では木製キャリーがお出迎え。現地にて撮影。
彩色された車輪まで木製のキャリーと民族衣装、小物と併せてディスプレイ。
頭から足元まで、小物もフルラインナップで揃っていますね。
手作りの生活道具も奥の方に見えます。
左:カレン族の上衣、バッグ、リス族の帽子
右:アカ族の帽子、上衣、スカート、ベルト、宝貝ネックレス
アカ族の刺繍にビーズなどで華やかに装飾された上衣背面。
結婚式などの祭事に着用する一張羅です。
まるで兜のようなアカ族の「ウチュ」と呼ばれる帽子。
シルバーやビーズでびっしり埋め尽くされた豪華なもの!
重量もかなりありそうです。
顎下に下がるビーズや貝のネックレスも良い状態です。
硬貨などのシルバーやビーズ、植物の種子、貝などアクセサリーへとアレンジしたものも豊富ですね!
色やデザインも素敵で見ごたえあります。
純度の高いシルバーアクセサリー、特にバングルは現在でも人気のある商品の一つです。
チョーカーやネックレスに刻まれた模様も多くの種類があります。
展示会場の様子。
衣装から小物、アクセサリーまで所狭しと並んでいます。
こういったタイの少数民族の民芸品を取り上げた展示会は初めてだったとの事、
かなりの関心が集まったようです。
織りの名人=カレン族の衣装。
鮮やかな糸の組み合わせで格子状に配列され織られています。
白ビーズのアレンジも加えられています。
ヤオ族のモンペ、細やかな刺繍が見事!
奥:メオ族の細かいプリーツスカートは現代でも活躍しそうです。
手前:ヤオ族の衣装の一つ、エプロン。
藍染の上着とスカートはアカ族のもの。
メオ族のスカートは本当に素敵です!
藍染と刺繍を細かいプリーツが立体的に見せてくれます。
シンプルなカレン族の上衣。
祭事の際に長いフリンジでアレンジされるそう。
バティックと呼ばれる藍染めの布は衣装や小物にアレンジされます。
パーツの販売も行っていたようです。。
刺繍も同様に、襟元や帯、スカートのパーツ作成をし、繋ぎ合わせて衣装を完成させるようです。
バッグや帽子、人形など可愛い民芸品は、山岳民族にとって貴重な現金収入となるそうです。
また伝統文化の継承にも繋がるそう。
今までにない初めての展示会なのでかなり関心も高く、好評だったそうです。
今はなきアカ族の立派な帽子や衣装パーツから、アクセサリーも充実していたなと写真から伺えます。
現在も主にアカ族の上衣、メオ族のスカート、またヤオ族のモンペに至っては100点ほどのコレクションがございます。
その他衣装パーツ、アクセサリーも取り揃えております。
空間演出や展示会を企画されたい方へのレンタルも承っております。
お気軽にお問い合わせください。